鹿児島県中社研

鹿児島県の中学校社会科教員による自主団体のブログです。

   夜明けの桜島

第4回研究委員会のお知らせ

第4回研究委員会を下記の要領で実施します。研究委員の皆様には可能な限り出席いただきますようよろしくお願いします。

 

               記

     期日・・・・10月31日(火)

     時間・・・・午後7時より9時まで(前回6時で早すぎたようです。)

     会場・・・・サンエール研修室

     内容・・・・県大会の授業検討

 

※ 旅費の準備の関係で出欠を研究部長まで連絡を下さい。

第58回鹿児島県中学校社会科教育研究大会の案内

今年度の県大会は下記の要領で実施の予定です。多くの参加をお待ちしております。

 

期日  11月17日 金曜日

会場  姶良市立加治木中学校

研究授業  2年生地理 「中部地方の農業」

      授業者 重久 誓 教諭

授業研究  司会 松崎 巧(日当山中)

      指導助言者 假屋 一成(鹿児島県教育委員会義務教育課主任指導主事)

            松﨑 康弘(鹿児島女子短期大学児童教育学科准教授)

講演  演題「地理教育における日本の農業(地域)の扱い方」

    講師 深瀬 浩三(鹿児島大学法文教育学域教育学系教育学部 准教授)

 

後援 鹿児島県教育委員会姶良市教育委員会

 

連絡(1)校内旅費でお越しいただけると助かります。

  (2)昼食は弁当注文受付も併せて行います。(飲み物付きで800円)

  (3)また会費(一人1000円)の受付も行います。 

第2回研究委員会の案内について

      研究委員会の皆様へ

 

 第二回の研究委員会を下記の要領で実施したいと思います。

お忙しいと思いますがよろしくお願いします。

 

 期日 829日(火)午後6時半から

 会場 サンエール 小研修室

 内容 ・県大会授業案検討

    ・九州大会研究発表スライド検討

 

「戦争の記憶」を未来につなぐワークショップPartⅡの案内

昨年の夏季学習会で講演していただいた佐藤宏之先生(鹿児島大学)から学習会の案内をいただきました。ご覧頂きご参加いただければと考えています。以下、転載します。 

 

昨年に引き続き、本年も8月26日に市内の小学生・中学生・高校生および保護者にむけた「「戦争の記憶」を未来につなぐワークショップPartⅡ」を開催いたします。

 それに先立ち、学習プログラムの内容を検討するプレ・ワークショップを開催する運びとなりました。

 よりよいプログラムの作成のため、日ごろ、児童・生徒に接しておられる先生方に実際に体験していただき、忌憚のないご意見をいただけましたら幸いです。

 本ワークショップで用いたワークシートや学習用証言集は、加除修正を加え学校での歴史学習や地域学習にも活用していただけます。

 よろしくお願いいたします。

 

1 開催日

 2017年8月4日(金)

  プレ・ワークショップのみの参加も可

  9:0012:00…プレ・ワークショップ

  13:3015:00…プレ・ワークショップの検討

  15:00…戦争関連施設の踏査(希望者のみ)

 

2 主催 出水市教育委員会鹿児島大学 佐藤宏之・田口紘子研究室

 

3 共催 出水民泊プランニング・平和学習ガイド

 

4 対象者 県内の小・中・高校の教職員

 

5 参加費 無料(昼食込み)

 

6 スケジュール(仮)

ア 集合場所 出水市社会福祉会館(参加人数によって変更あり)

イ 内容 「戦争の記憶を未来につなぐ」

  9:009:30 事前学習

         ・本ワークショップの進め方の説明

         ・出水の戦争遺跡の説明

  9:3010:30 戦争体験者の証言に学ぶ

         ・パワーポイントを使った説明

         ・証言を読んで、年表や地図を作成する

  10:3011:00 体験活動

         ・手旗信号、配給切符ごっこ、もんぺ作りなど

  11:0011:30 グループ活動

         ・戦争体験者の証言を活用した学習のまとめ

  11:3012:00 事後学習

         ・各グループの発表・質問・講評

  12:0013:30 昼食

  13:3015:00 学習プログラムの検討会

  15:00~    オプション(戦争関連施設の踏査)

         ・出水平和学習ガイドによる案内

 

7 申込み方法 

 ワークショップ参加希望の方は、出水市教育委員会文化財課(電話0996-63-2108)もしくは佐藤宏之h-sato@edu.kagoshima-u.ac.jp)までお申し込みください

 

===以上、ここまで===

 

 

 

夏季学習会の講演について

 

鹿児島県中社研夏季学習会の講演の案内

 

 

 鹿児島県中社研は夏に夏季学習会、冬にウィンターセミナーと

2度の学習会を企画しています。夏は、主に社会科に関する教

育内容の学習を、冬は社会科の授業実践や教育方法に関する学

習を行っています。昨年度の夏季学習会は、佐藤宏之先生(鹿

児島大学准教授)が「歴史を叙述するということ~フィクショ

ンとノンフィクション~」というテーマで話をして下さいまし

た。大河ドラマ時代考証をされた経験や、史料・史跡の保存

活動について貴重な学習ができました。

 今年度も下記のような学習会を企画しましたので、ぜひお誘

い合わせのうえで参加していただければと考えています。

 

 

     期日   7月28日(金)午後1時より

 

会場   ラサール学園

 

講師   杉原 洋 (鹿児島大学非常勤講師 元南日本新聞記者)

 

演題  「戦争とメディア」

 

 

 最近、「政権とメディア」との関係が話題になっています。日本の安倍政

権においても首相自身による読売新聞紙上における「改憲案」発表、高市

務大臣による「電波法制限」発言などがありますが、アメリカのトランプ大

統領もメディアとは常に緊張関係にあります。

 今回は、そのメディアについての学習を企画しました。特に、戦争が「始

まる時」「進行している時」「終わる時」にメディアはどのように動きどのよ

うな役割を果たすのかを歴史的に検討できる学習ができるものと期待してい

ます。講師は、長年南日本新聞の記者を務め、編集委員を務めた後に、鹿児

島大学でマスコミ論を教えた経験を持つ杉原洋さんです。現在も鹿児島大学

で非常勤講師として教える傍ら、リベラルな立場から社会問題にも深くコミ

ットされておられます。多くの事が学べるのではないでしょうか。

 

 

                    鹿児島県中学校社会科教育研究会  

 

平成29年度第49回九州中学校社会科教育研究大会「北九州大会」について

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         (小倉城

研究主題

「社会的な見方・考え方を統合的に働かせ、公民的資質の基礎の育成を目指す社会科学習の工夫~様々な思考ツールを活用した探求的な活動を通して~」

 

1 期日 平成29年9月29日(金)

2 会場 全体会場 ウェルとばた大ホール

          〒804-0067 北九州市戸畑区汐井町1番6号 ℡093-871-7200

     公開授業会場 

      地理的分野 北九州市立守恒中学校

     〒802-0837 北九州市小倉南区葉山町3丁目3番10号 ℡093-961-6051

      歴史的分野 北九州市立永犬丸中学校

     〒807-0851 北九州市八幡西区永犬丸4丁目5番1号 ℡093-601-0904

      公民的分野 北九州市立上津役中学校

     〒807-0072 北九州八幡西区上津役3丁目12番1号

3 授業者(内容はまだ未定)

      地理的分野 石川直人教諭(北九州市立守恒中学校)

      歴史的分野 長光孝正教諭(北九州市立永犬丸中学校)

      公民的分野 松村央子教諭(北九州市立上津役中学校)

4 共同研究者

     授業研究の部

      地理的分野 田中美穂北九州市教育委員会 指導主事)

      歴史的分野 山内哲也(北九州市教育委員会 指導主事)

      公民的分野 有松洋和(北九州市教育委員会 指導主事)

     研究発表の部

      地理的分野 豊蔦啓司(福岡教育大学 教授)

      歴史的分野 小田泰司(福岡教育大学 教授)

      公民的分野 藤島俊幸(福岡県教育庁義務教育課 指導主事)

5 参加費 3000円

6 日程

     8:30 受付

     9:00 公開授業

     9:50 休憩

     10:10 授業研究会

     11:10 移動・昼食

     12:30 全体会受付

     13:00 開会行事 基調提案

     13:40 移動

     13:50 分野ごとに研究発表及び研究協議

     14:30 休憩

     14:40 分野ごとに研究発表及び研究協議

     16:00 閉会行事・諸連絡

 

※ 連絡先 北九州市立板櫃中学校 佐藤哲也(事務局)

      〒803-0825 北九州市小倉北区白萩町8番1号

      ℡093-561-4993 FAX093-561-4996

平成29年度 明治維新150周年若手研究者育成事業 の募集開始について(吉満先生より案内がありました)

平成29年4月3日

平成29年明治維新150周年若手研究者育成事業 募集要項

 

1   趣旨

鹿児島県では,平成 30 年に明治維新 150 周年の節目の年を迎えるに当たり,県内外の若手研究者に対し,研究経費を助成することで,明治維新期の薩摩藩(鹿児島)に関する研究の深 化を図るとともに,論文・研究成果発表等を通じ,県内の研究者等にも還元することで,明治維新研究の更なる活性化を図るものです。

 

2   対象となる研究

明治維新期の薩摩藩(鹿児島)に関する研究(政治,経済,社会,対外関係,文化,教育等) を対象とします。

 

 
   


3   対象者

おおむね23歳から45歳までの個人を対象とします。

 

 
   


4   募集人員

3人程度

 

 
   


5   補助金額及び対象経費

1人につき50万円以内とします。

 

  • 対象経費:研究を実施するために直接必要な経費で,以下に定めるものとします。

経費区分

内                    容

旅費

各種調査,学会等への出席,鹿児島市で開催する研究成果発

表会等に要する経費(高速道路利用料等を含む。)

消耗品費,図書購

入費・通信費等

消耗品(1品の単価が2万円以上のものを除く。),図書購入

費,コピー代,通信費・郵送料,施設入場料等

その他

上記に掲げるもののほか,知事が特に必要と認める経費

※   次の経費は対象となりません。

・研究に係る賃金,謝金等

・その他研究に直接関係のない経費(飲食代,手土産代等)

・経費の内容については,個別に確認を行います。

 

 
   


6   応募方法等

  • 応募方法

次のア~ウの書類に必要事項を記入し,持参又は郵送(簡易書留),電子メールのいずれか の方法で提出期限までに鹿児島県かごしまPR課明治維新150周年推進室へ提出してください。

 

なお,電子メールの場合は,機器の状況やセキュリティの関係で受信できないこともありますので,送信後に必ず当室へ電話で連絡してください。

 

申請書

1部

研究計画書

1部

収支予算書

1部

 

  1. 応募書類の入手先・提出先

鹿児島県PR・観光戦略部かごしまPR課明治維新150周年推進室

〒890-8577    鹿児島市鴨池新町10番1号 Tel 099-286-3057             Fax 099-286-5581

E-mail      meiji150@pref.kagoshima.lg.jp

※  様式は,県のホームページに掲載していますので御利用ください。 http://www.pref.kagoshima.jp/aa03/boshuheisei29wakate.html

 

  1. 提出期限

平成29年5月15日(月)     17時まで(必着)

 

7   選考

選考は,提出された書類の内容をもとに,有識者等で構成する明治維新150周年若手研究者   育成事業審査会で行います。

 

 
   


8   選考結果

選考結果については,平成29年6月中旬頃までに本人宛に文書で通知します。

※   決定を受けた方は,別途,補助金交付に係る手続きが必要となります。

 

 
   


9   研究成果の報告等

  1. 中間報告

平成29年10~11月頃に,研究の進捗状況等について中間報告をしていただく予定です。

(場所・日程等については,決定後に調整します。)

 

  1. 研究成果の提出

平成30年2月1日(木)までに研究成果を論文として鹿児島県PR・観光戦略部かごしま

PR課明治維新150周年推進室に提出していただきます。

 

  1. 研究成果発表

研究成果については、平成30年3月に鹿児島市で開催予定の研究成果発表会で発表して   いただきます。なお、提出された論文は鹿児島県ホームページに掲載し公表します。

 

10    問い合わせ先

鹿児島県PR・観光戦略部かごしまPR課明治維新150周年推進室

〒890-8577       鹿児島市鴨池新町10番1号 Tel 099-286-3057    Fax 099-286-5581

E-mail    meiji150@pref.kagoshima.lg.jp

再掲 新学社関連の補助教材の注文について

新学社が発行する中社研関連の補助教材について

 

       鹿児島県版社会科教材のご採択についてのお願い

 

時下、先生方にはますますご健勝のことと拝察いたします。

今年度も残りわずかとなり、何かとお忙しい日々をお過ごしのことと存じます。先生方には、日ごろより本会にご支援とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。

さて、本会では27年度より下記「社会の自主学習・学習の達成」の編集・発行に携わることとなりました。鹿児島県下の先生方のご協力により編集しました「県版プリント」は本県の実態に添い、使いやすくしております。また地理日本・歴史2、3は、教科書改訂に合わせた改訂を行っております。

この教材については後日、審査用見本をお届けいたします。

つきましては、内容をご検討の上、ぜひともご採択いただきますようお願い申し上げます。

<書 名> 

ワークブック「社会の自主学習(鹿児島県版ドリル付き)」  地理1  定価430円

                             地理日本 定価430円

                             歴史1  定価370円

                             歴史2・3 定価490円

                             公民   定価570円

単元プリント「学習の達成(鹿児島県版ドリル付き)」    地理1  定価340円

                             地理日本 定価340円

                             歴史1  定価310円

                             歴史2・3 定価370円

                             公民   定価520円

 

<発行所> 株式会社 新学社

 

【採用の方法】

 各学校の教材取扱業者にお申し込み下さい。

 

再掲 郷土資料集とトレーニングテストの注文について

中社研発行の出版物には朝日印刷から出している「資料で語る鹿児島県の歴史」とトレーニングテストもあります。

 

「資料で語る鹿児島県の歴史」定価520円

  鹿児島県に関する歴史を中心とした資料、写真が豊富に掲載されています。
    この1冊で地域の歴史や地理、現在の鹿児島について生徒たちと学ぶことが
    できます。
     中学1年生時に購入すると3年間活用することができます。

【本書の特色と扱い方】
  1 各時代の鹿児島県に関する歴史資料の解説とその項目の概説を1ページずつ
   まとめてあります。
  2 できるだけたくさんのルビを打ち、児童・生徒にも読みやすくなるよう工夫
   しています。
  3 付録には必要な地図や年表もありますので学習の補足に利用できます。
  4 資料には可能な限り出典等を示していますので、図書館や資料館等で
   さらに詳しく調べることが出来ます。

【採用方法】

  各学校に送られてくる「『資料で語る鹿児島県の歴史』(旧郷土資料集)
   とトレーニングテストの紹介」というチラシの裏に申込書がありますのでそこに

 必要事項を記入の上、FAXで朝日印刷宛てにお送り下さい。

  例年は、3月にハガキが送られてきましたが、今年はハガキは送られてきませんのでご注意下さい。

 

トレーニングテスト 定価300円

       高校入試の分析と対策、地理、歴史、公民3分野の基礎・基本編、高校入試向けのトレーニングテスト4回分がセットになっています。手頃な価格で3年間の総まとめが出来るため毎年好評をいただいております。

 【特色と扱い方】
   1 基礎・基本編の冊子は、公立高校入試問題の分析・解説と地理・歴史・公民
    各分野の基礎・基本問題(一問一答式)と解答になっており、冬休みの課題や
    総復習に最適の内容になっています。
   2 4回分のトレーニングテストの問題と解答用紙、別冊解答を準備いたしまし
    た。高校入試に対応する形態なので、受験前の実力確認にご利用下さい。
   3 鹿児島県公立高校入試に対応するため、郷土に関する問題や記述式の問題も
    取り入れています。

※ 鹿児島県中学校社会科教育研究会の会員がいる学校で、全校生徒15名以下の小規模 校にはトレーニングテストの無料配布を行っています。朝日印刷の方に申し込む際にその旨お伝え下さい。

【採用方法】

 申し込みにつきましては、各年度の9月から10月にかけて、朝日印刷より申し込みの案内とハガキが届きますので、そのハガキをもってお申し込み下さい。

 昨年までは、3月段階で郷土資料集の採用のハガキにトレーニングテストの宣伝も行っていましたが、今年はそのハガキは届きませんのでご注意下さい。

 

ぜひ、補助教材に採用して下さるようよろしくお願いします。

 

ウィンターセミナー 講座2から

講座2 「地域の素材をどのように教材化してきたか」 講師 佐藤貴紀

パワーポイントのスライドから

 

はじめに

 卒業していく教え子たちが答えられますか?

・市町村の人口と高齢化率 ・校区にある史跡を3つ ・市町村の特色ある施策を3つ

・地域のシンボルは?

教材化に向けて

(1)フィールドワークの実施

(2)郷土誌の拾い読み

(3)地形図の収集

(4)ネットワークの構築

地理的分野

(1)自然災害と防災へのとりくみ

 ・針原土石流災害 ・県北部豪雨災害

(2)養殖漁業

 ・のりの養殖

(3)工業化・都市化にともなう地域への影響

 ・水俣病の学習

(4)読図

 ・景観写真

 ・古地図との比較

歴史的分野

(1)秀吉の島津征伐

(2)武家屋敷

(3)出水兵児修養の掟(古文書)

(4)江戸時代の産業(五万石溝・荒崎新地)

(5)戦争(特攻隊、修学旅行、戦跡学習)

公民的分野

(1)武家屋敷景観保存

(2)環境アセスメント

(3)市の人口と財政状況分析

(4)中学生の提言

おわりに

 地域素材の教材化

 ・緊急性・連続性・連帯性・拡散性・独自性・汎用性

 「わかる授業・意欲の喚起」

 「暗記とは異なる生活体験に基づく理解」

 「将来の町づくりの視点注入」

 

※ 協議においては、佐藤実践の具体的な取り組みの様子を聞くことができ

 有意義な学習ができました。

 

ウィンターセミナー 講座1から

2月18日土曜日、鹿児島市中央公民館にてウィンターセミナーが開催されました。参加者は12名と少なかったのですが、内容は充実したものでした。参加者は多くの収穫があったのではないでしょうか。以下、講座ごとの紹介をします。

講座1 「社会科における主権者教育とは」 講師 渡邊弘(鹿児島大学准教授)

レジュメの項目を紹介します。

 

0、いくつかの落とし穴

 少年非行、生活保護、ボランティア

1、映画「サフラジェット」(邦題「未来を花束にして」)

2、よってたつ基本としての日本国憲法立憲主義

(1)そもそも「憲法」とは?

(2)立憲主義とは?

(3)立憲主義の考え方は、日本国憲法のどこにいちばんよく表れているか?

(4)近代市民革命→個人と国家の二極構造

3、裁判員制度司法参加に関する教育からの教訓

(1)裁判員制度について「民主主義」的意義づけを行う傾向

(2)裁判員として制度に参加することを称揚・慫慂する傾向

(3)裁判員制度の是非を問わない傾向

(4)被疑者・被告人の人権が置き去りになる傾向

4、社会科における主権者教育

(1)主権者教育の目的

(2)この間の主権者教育の問題点

5、「政治的中立」とは何か?

(1)個人的なことは政治的なこと

(2)「政治的中立」はあり得るか?

(3)コミットしないことによる「中立」、コミットすることによる「中立」

(4)「公平・中立病」「真ん中病」にかかった子どもたち(大人たちも?)

(5)では、どんな授業実践か?

6、まとめに代えて

(1)「社会をつくる/つかう/かえる営み」に私たちは参加しているか?

(2)自分の中に「個人の尊厳」を確立する必要性

 

※ 協議においては「教師は自分の立場を表明できるか」など興味ぶかい論議が展開されました。

2016年度鹿児島県中社研フィールドワークに参加して  鹿児島大学大学院2 年丸山翔太

1   はじめに

 

2016 年度のフィールドワークは宮崎県北部をめぐるものであった。私は教師という立場で はないものの、ご縁があって鹿児島県中学校社会教育研究会に入らせていただき、大学院生 という立場で今回のフィールドワークに参加させてもらった。私自身は宮崎県の出身なのだ が今まで宮崎県北部に訪れる機会が中々なかったため、どのような出会いが私を待っている のか期待を寄せながら、私を含むフィールドワーク参加者 5 名は鹿児島を出発した。

 

2   見学場所

(1) 美々津

鹿児島を出発して 3 時間、私たちは最初の目的地である美々津に到着した。この地は古く から海の交易の拠点として位置づけられ、江戸時代には高鍋藩の城付地に属す藩の重要な港 町として栄えた。現在は大正 12(1923)年の国鉄日豊本線開通や高度経済成長期における諸 諸産業の飛躍などの影響で小さな港町となっているが、美々津の風情ある街並み・港町特有 の潮の匂いに都城盆地出身の私は感動を感じずにはいられなかった。

 

○日向市歴史民俗資料館 江戸時代の廻船問屋「河内屋」の屋敷を修復して建てられた資料館である。この資料館には 2 つの棟がある。

1 つ目の棟が「河内屋」の屋敷を修復した資料館棟となっている。この棟では「河内屋」に伝わる商取引関係の道具・古文書・生活用品や 9 代高鍋藩主・秋月種任の三男である秋月 種樹が認めた掛軸などが展示されており、建物を含めて美々津商人「河内屋」の歴史を感じ させてくれる。そして、この棟の魅力の 1 つが 2 階にある。資料館の入り口付近の展示室の奥に隠れるようにしてある階段を登って 2 階へ向かう。この 2 階の奥の展示室にある窓を開 けると海を見渡すことができる。海からの潮風で涼みながら美々津の歴史を身体全体で感じ ることができた。

2 つ目の棟が「河内屋」伝来の民具や市内から収集された歴史資料を並べた土蔵風の管理 棟となっている。ここでは千石船模型と模型の下に並ぶ古文書に私は目を惹かれた。古文書 には様々なものを積み荷したことが記され「河内屋」が実際に商取引を行っていたことを裏 付けてくれており、この古文書と千石船模型が一緒に展示されることで「河内屋」という過 去の商人の日々の営みを肌で感じることができたからだ。なお、複写ではあるものの古文書 にどのような内容が書かれてあるのかを実際に手に取ってみることができるため、美々津に 赴く機会があった際はぜひ目を通していただきたい。

 

○「日本海軍発祥之地」の碑 美々津は、日向神話「神武東遷(東征)説神話お船出の地」として知られている。この神話は初代天皇である(神武天皇)が日向を発ち、大和を征服して橿原宮で即位するまでを記 した説話となっているのだが、この説話が基となって昭和 17(1942)年に建てられたのが「日 本海軍発祥之地」の碑である。「日本海軍発祥之地」の碑の「建立・復元の経緯と碑文の由来」 と題された看板には次のようなことが書かれてある。

 

日本海軍は、天皇が統帥された海軍でありました。このことから国が、神武天皇御親率 の水軍が、はじめて編制され、進発した美々津の地を「日本海軍発祥之地」と定め、紀元 二千六百年記念事業の一環として建立されました。碑文の文字は時の内閣総理大臣海軍大 将米内光政閣下の揮毫により、碑面に刻記されたのであります。この碑は、大東亜戦争の 終戦直後進駐米軍によって碑文が破壊されましたが、昭和 44 年に至り地元有志の強い要望 により、防衛庁海上自衛隊)などの協力を得て、現在のとおり復元されたのであります。

 

この看板をみれば、この碑が一体どのような碑なのかが分かるのだが、単なる説話が「皇 国史観」社会の中で政治的に利用され、史実化され、そして美々津という一地域の中で受容 されている様子を物語っている点でこの碑は非常に興味深い。この碑を素材にして戦中の日 本社会のあり方を美々津という一地域を事例に生徒が学べるのではないか。美々津以外にも このような事例は眠っているのではないか、眠っているとしたらこれらの事例をどう扱えば 生徒の学びをより深くしていけるのだろうか、そのようなことを考えながら、次の目的地で ある延岡へと車を走らせていった。

 

 
   

 

(↑  「日本海軍発祥之地」の碑、写真では上手く伝えられないが揮毫者の米内光政の達筆 ぶりに感心するばかりであった)

 

 

(2)延岡市

宮崎県第 3 の都市である延岡市、ここは宮崎の郷土料理の 1 つであり全国的にも有名なチ キン南蛮の発祥の地でもある。この地では内藤記念館と延岡城跡を見学させてもらった。

 

○内藤記念館 延岡城二ノ丸跡に建てられた博物館である。この博物館には古代から現代までの延岡の歴

史を伝える貴重な資料や能面・書・絵画などが展示されており、この博物館に来れば延岡の 歴史を大方知ることができるようになっている。この博物館の目玉の 1 つが内藤家伝来の能 面である。内藤家伝来の能面の特徴として、桃山時代末期から江戸時代初期にかけて「天下 一」の称号を受けた能面作家の焼印を持つ作品が含まれていることにある。江戸時代にはこ のような能面は大名家によって数多く収蔵されていたが、明治期に経済的な理由から多くの 旧大名家がこれらの能面を手放した事情を考慮すると、内藤家伝来の能面がまとまって残っ ているのは非常に貴重であるとされている。

なお、この記念館は昭和期においては結婚式場としても利用され、市民のなかでもご年配 の方々の多くがここで結婚式を挙げていたらしい。このようなストーリー性も「地域に根付 く記念館」としてこの記念館がもつ魅力の 1 つであろう。

 

延岡城

延岡藩主・高橋元種によって慶長 6~8(1601~1603)年にかけて築かれた城である。元種 は、最初松尾城(延岡市内松山町)を拠点としていたが、鉄砲の普及による戦法の変化に対 応するため、五ヶ瀬川と大瀬川に囲まれた丘陵にこの城を築いた。当時は県(あがた)城と 呼ばれ、2 つの河川を外堀とし、城内に内堀がつくられていた。城は、天守台、本丸、二ノ 丸、三ノ丸からなる本城(現在は城山公園となっている)と、藩主の居宅である西ノ丸(現 在は内藤記念館と亀井神社となっている)の二郭で構成され、門・櫓などが整備されている。 中でも二ノ丸にそびえる高さ 22m、総延長約 70mの石垣は一番下の隅石を外すと一気に崩れ、 一度に千人の敵を倒すことができるとの伝承から「千人殺し」と称されている。

なお、「千人殺し」の石垣の一番下の隅石は近代に入ってコンクリートで補強され外すこと ができないようになっているが、この逸話はあくまでも伝承であり、実際は外しても崩れる ことはないらしい。

この延岡城高橋元種以降、有馬家(直純・康純・清純)―三浦家(明敬)―牧野家(成 央・貞通)―内藤家(政樹・政陽・政脩・政韶・政和・政順・政義・政挙)と城主となる「御 家」が変わっている。島津家のように「1 つの城=1 家の城主」という見方で城は語れないこ とを改めて実感するとともに、城主となる「御家」が次々変わることに対して延岡城は何を 思っていたのだろうかと少々子どもじみた感想を抱きながら延岡城跡をあとにした。

 

 

 

 

(↑  千人殺し)

 
   

 

(↑  コンクリートで補強された「千人殺し」の隅石、これも延岡城の歴史の一部であると 思うと感慨深いものがある)

 

(3)  細島

2 日目は延岡を出発して細島を目指す。細島は 1 日目に訪れた美々津同様、古い歴史をも つ港町であり、赤江、油津と並ぶ日向国の代表的な港として知られていたらしい。特に江戸 時代は天領の港であったことから南九州の諸大名が参勤交代に利用し、瀬戸内や大阪方面と の交易でも栄えてた。このような地域の性格からくるものなのだろうか、細島は美々津とは 異なった雰囲気を醸し出しており、美々津を訪れたときに感じた感動とは異なる不思議さに も似たものを私は感じた。

 

○馬ケ背

2 日目の最初に訪れたのは、太平洋に突き出るように柱状節理の上に立つ馬ケ背であった。 柱状節理とは火山の噴火物や地下のマグマが火道や割目に貫入し、冷え固まったときできた 節理であり、代表的なものとして福井県の「東尋坊」が挙げられる。馬ケ背はその名の通り 馬の背中のような形をした地形となっており、その距離も非常に長かった(奥行きは 200m もあるらしい)。大自然が作り出す芸術にただただ驚かされるばかりであった。

 

 

 

 

○日向市細島みなと資料館 本資料館は本館・付属屋という棟と管理棟という棟からなっている。本館・付属屋棟は日向市指定文化財高鍋屋旅館及び付属屋」を改修した木造 3 階建ての棟である。「高鍋屋旅館 及び付属屋」は大正 10(1921)年に建築され、客室は 6 部屋あり、昭和 57(1982)年まで営 業していた。付属屋は平屋建て台所(釜屋)、厠、風呂場、脱衣所がある。1 階は旅館当主三 輪氏の居間と納戸などがあり、2 階と 3 階が客室がある。3 階に行くと、細島の港や街並みを 展望でき細島の歴史に思いを馳せることができる。この棟で私の目に留まったのが付属屋に ある風呂場と玄関に掲げられていた「高鍋館」の扁額である。

風呂場は全面タイル張りとなっており、風呂場というよりはシャワー室といった方が正し い。この風呂場をみたとき、私自身は非常に殺風景だと思ったのだが、旅館経営当時の人々 の感覚からしたらモダンな風呂場だったのかなと考えさせられた。

高鍋館」の扁額は「種樹書」という文言が入っており、この扁額は 9 代高鍋藩主・秋月 種任の三男である秋月種樹が書いたものであることが分かる。1 日目に訪れた日向市歴史民 俗資料館にも彼の認めた掛け軸が存在していることは先に述べた通りであるが、これらの事 実から彼の文化人としての一面を感じずにはいられない。彼を素材にして高鍋藩の文化史に ついて何か研究できないだろうか、そして文化史の研究を通して高鍋藩のもつ地域性に迫れ ないだろうか、そのようなことを考えさせてくれる扁額であった。

管理棟は日向市指定史跡「高鍋藩御仮屋跡」に建つ棟である。高鍋藩は 3 万石の外様大名 で、藩主秋月氏は参勤交代の際に「御用達」として指名した三輪家に本陣(御仮屋)となる 座敷を構えさせていた。この棟では主に当主である三輪家の由来やこの地域に関する資料が 展示されている。

 
   

 

(↑  日向市細島みなと資料館)

 

 

○日向妙国寺庭園

小さな滝・3 つの築山・池・池に浮かぶ中島・中島に架けられた橋から成り立っている借 景庭園であり、昭和 8(1933)年に国の名勝に指定されているらしい。素人目には岩が沢山 配置されているようにしかみえない庭園がなぜ国の名勝に指定されているのか気になるとこ ろであるが、このような問いを手掛りとして地域の歴史や魅力を生徒に発信し、地域のあり 方について考えさせていくことが社会科教員が地域に果たせる役割なのかなと思うところで あった。

 

(4)  若山牧水生家 私たちは次の目的地である美郷町に向かう途中、若山牧水の生家に立ち寄った。 若山牧水(明治 18(1885)年~昭和 3(1928)年)は明治後期から大正期に活躍した歌人である。日本各地を旅し各地で歌を残したことから「旅の歌人」、酒好きであり酒に関する歌 を残したことから「酒の歌人」、他に「恋の歌人」とも称される。宮崎県では非常に有名な郷 土の人として教員採用試験でも出てくる人物であるが、彼の生家が現在の宮崎県東郷町にあ る。訪れてみると、坪谷川という川が生家の前面に流れる静かな山あいに建てられていた。 若山家は牧水の祖父である健海が医者であったため、生家にも診察室が設けられていた。患 者の診察を行う祖父の姿を少年時代にみながら育った牧水の生活経験は、彼の作風に影響を 与えているのだろうか、そのようなことをふと頭をよぎった。

 

(5) 美郷町

2 日目の最後の目的地は美郷町だ。昔、百済の国で大乱が起り、百済の禎嘉王とその子の 福智王が、乱を避けて、女官・従者と共に日本へ渡り日向国に上陸、その後禎嘉王と福智王 は日向に住むようになった。これがいわゆる「日向の百済王伝説」であるが、この伝説に登 場する禎嘉王が居を構えたのがこの美郷町であるとされている。このような伝説を 1 つの観 光資源に「百済の里」美郷町としてアピールしている。私は歴史学を専攻しているため、「日 向の百済王伝説」がどのような歴史的過程を経て受容されていくのか、あるいは伝説の信憑 性に関心が向くが、人文地理学や経済学を専攻している者からみると「百済の里」として美 郷町が自身をアピールする地方自治体の戦略に関心が向くのだろうか。少々気になるところ である。

 

○神門神社・西の正倉院 寛文元(1661)年に本殿が建立されたといわれる神社であり、本殿は平成 12(2000)年に国の重要文化財に指定されている。本殿は一見すると装飾は少なく簡素であるものの、中世的な技法や要素を残しながら、近世の建築手法も備えたところに特徴があり、九州南部にお ける本殿建築の発展を窺い知れる点が国の指定を受けた大きな理由であるらしい。しかしそ れにもまして重要なのが、この神社に納められている宝物である。この神社には 33 面の銅鏡が納められている。内訳を説明すると、古墳時代のもの 4 面、奈良時代の唐式鏡が 17 面、藤原時代のもの 3 面、室町時代以降のもの 9 面となっている。また、これらの中には正倉院の 御物、長屋王邸出土鏡、三重県八代神社、千葉県香取神宮などと同一の鋳型から作られたも のも存在する。いずれも倣製鏡ではあるものの、これほどまとまった数の銅鏡が 1 つの神社に伝えられていることは全国でも珍しいらしく、またこの鏡を含む全国的な分布状況には何 らかの特別な事情があることが推測され、古代の文化を考える上で重要な手掛りを与えてく れる貴重な品とされている。

なお、神門神社には他にも貴重な品々が伝わっているのだが、それらは現在神門神社のす ぐ近くに建てられている西の正倉院で収蔵・展示されている。西の正倉院自体は平成に入っ てから建てられたものであるが、奈良正倉院を実物大で細部まで再現して建てられており、 奈良県に行かずとも身近に正倉院を楽しめる。ただ、なぜ正倉院を細部まで模した建物を建 てる必要があったのか私は気になった。おそらく「町おこし」の意味合いがあったのだろう がこのような疑問に迫ることができれば、西の正倉院を素材にして地方自治のあり方に迫る 授業が展開できるのではないだろうか。このような思いを具体化していくためにはさらなる 教材研究が必要であるが、いつかそのような授業を行ってみたいものだ。

 
   

 

(↑ 神門神社)

(↑  西の正倉院、私は幼い頃に訪れていたが 10 年以上の時を経て改めてみたとき、「観光 客」の目線以外に「教える」側の目線でこの建物を眺めていた自分に少々驚いた)

 フィールドワークの最後は神門神社・西の正倉院近くの温泉で体を癒し、鹿児島へと帰っ た。

 

3    おわりに

美々津・延岡・細島・美郷をめぐる今回のフィールドワークで宮崎の魅力を新たに発見す ることができた。このフィールドワークで感じた疑問や思いを大切にしながら、今回の学び を将来地域の担い手となる未来ある子どもたちに「教育」という形で還元していけるように 今後邁進していきたい。

 

末筆ながら、今回のフィールドワークにあたり企画・実行してくださった県中社研事務局 の方々、現地で解説をしてくださった学芸員・ガイドの方々に厚くお礼申し上げます。あり がとうございました。

平成28年度 明治維新150周年若手研究者育成事業研究成果発表会の案内

            吉満先生から案内がありました。以下、紹介します。         

 

 平成28年度 明治維新150周年若手研究者育成事業
鹿児島県では,平成30年に明治維新150周年の節目の年を迎えるに当たり,県内外の若手
研究者に対し,研究経費を助成することで,明治維新期の薩摩藩(鹿児島)に関する研究の活
性化を図ることとしています。
今回,本事業により得られた成果について,広く県民の皆様に知っていただくために,研究
成果発表会を開催いたします。
研究成果発表会
薩州鹿児島見取絵図(武雄鍋島家資料・武雄市蔵)
日時:平成29年3月20日(月)13:30~16:20/開場13:00
会場:鹿児島県歴史資料センター黎明館 講堂(2階)
内容:各研究者からの研究成果発表及び審査委員による講評
(研究テーマ等の詳細については,裏面をご覧ください)
入場無料
申込不要で,どなたでも自由に御入場いただけます(先着200名様)
鹿児島県知事公室政策調整課
TEL:099-286-2547
FAX:099-286-5590
お問い合わせ
来場者プレゼント
御来場いただいた皆様に,当時の郷
土の先人たちの生き方に思いを馳せて
いただけるよう「明治維新と郷土の人
々」(概要版)をプレゼントします。
平成28年度 明治維新150周年若手研究者育成事業 研究成果発表会
【プログラム】
テーマ
幕末期における島津の分家の政治的動向
発表者
岩川 拓夫 氏(仙巌園 学芸員
概 要
島津斉彬の急死から島津久光の率兵上京に至る期間については,これまで史料的な制約もあり政治的空白とされてきた。本研究では,島津分家の政治活動を軸に検討することで,この過渡期に行われた挙藩体制の構築過程を明らかにし,それが明治維新で重要な役割を果たす薩摩藩の原動力となったことを検証した。
テーマ
幕末薩摩藩の軍事力強化と諸郷・郷士
発表者
豊廣 優貴 氏(九州大学大学院 修士課程)
概 要
幕末期の薩摩藩では,軍事力強化の必要に伴い,郷士の存在が藩内で重視されるようになっていく。そこで,元治元(1864)年の「居地頭」制度の復旧に焦点を当て,軍事調練等を通して郷士たちが「士気振興」「人心一和」していく状況を,諸郷の事例を通して明らかにした。
テーマ
薩摩藩の財政・経済政策と明治維新
発表者
福元 啓介 氏(東京大学大学院 博士課程)
概 要
薩摩藩明治維新において果たした役割を改めて評価するため,幕末薩摩藩を財政面から検討することとし,藩の財政収支の実態からアプローチを行った。特に,島津斉彬の始めた集成館事業を支え,島津久光へと受け継がれることになる財政構造が,前代との関わりの中でどのように築かれ,また活用されていったのか考察した。
【講評者】若手研究者育成事業審査会審査委員
○ 安藤 保 氏(九州大学名誉教授)
○ 佐藤 宏之 氏(鹿児島大学教育学部准教授)
○ 原口 泉 氏(鹿児島県図書館長,志學館大学人間関係学部教授)
●研究発表①(13:40 ~ 14:25)
●研究発表②(14:25 ~ 15:10)
●研究発表③(15:25 ~ 16:10)
《休憩》15:10 ~ 15:25

13:30 ~ 13:35
事業概要及び研究成果発表会の趣旨などの説明

13:35 ~ 13:40
研究発表者及び講評者の紹介

13:40 ~ 16:10
研究成果の発表及び講評
それぞれの発表ごとに,審査委員の先生方からアドバイスなどを含めた講評をいただきます。

16:10 ~ 16:20
総評(安藤 保 審査委員長)

紀要表紙

 

               社会科教育研究紀要

                THE JOURNAL OF SOCIAL STUDIES

                        2017年 第54号

はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小 濵 義 智(1)    

2016年度鹿児島県中社研研究主題とその考察・・・・・・研 究 部(2)       

『県大会より』
 「公開授業公民的分野学習指導案「これからの経済と社会~水俣病問題を通して考える~」
                     ・・・・・・池 田 圭 一(8)     
  県中社研研究大会研究授業について・・・・・・・・・・・田 宮 弘 宣(18)

 県中社研研究大会研究授業について・・・・・・・・・・松 崎 康 弘(20)

『九州大会より』
 
 研究発表 「アフリカの特色や課題を理解し、考え、行動する生徒の育成
  ~ブルキナファソとつながる授業実践を通して~」・・・大 野 佳  子(22)

 九州大会に参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大 野 佳 子(28)

『夏季学習会資料』
 
 「歴史を叙述するということ~フィクションとノンフィクション~」
                                                  ・・・・・・・・佐 藤 宏 之(30)

『実践報告』
 
 「東日本大震災原発事故を社会科の授業においてどのように

     継承していけばよいのか」
                                                  ・・・・・・・・新 澤 あけみ(38)
                                                 
 「『いじめ事件』につながる『いやがらせ・暴力』の内容が刑法典の
   どの罪や刑にあたるかを認識してもらうための授業実践」・宇 都  豊(43)

 「被災地石巻からの便り」・・・・・・・・・・・・・・・ 新 福 悦 郎(52)

『フィールドワーク』

 「フィールドワークから始まる歴史の授業」・・・・・・・ 山 元 研 二(59)

 「鹿児島県中学校社会科教育研究会フィールドワーク」・・ 丸 山 翔 太(66)

 

編集後記

     
      鹿児島県中学校社会科教育研究会編