鹿児島県中社研

鹿児島県の中学校社会科教員による自主団体のブログです。

   夜明けの桜島

ウィンターセミナー 講座1から

2月18日土曜日、鹿児島市中央公民館にてウィンターセミナーが開催されました。参加者は12名と少なかったのですが、内容は充実したものでした。参加者は多くの収穫があったのではないでしょうか。以下、講座ごとの紹介をします。

講座1 「社会科における主権者教育とは」 講師 渡邊弘(鹿児島大学准教授)

レジュメの項目を紹介します。

 

0、いくつかの落とし穴

 少年非行、生活保護、ボランティア

1、映画「サフラジェット」(邦題「未来を花束にして」)

2、よってたつ基本としての日本国憲法立憲主義

(1)そもそも「憲法」とは?

(2)立憲主義とは?

(3)立憲主義の考え方は、日本国憲法のどこにいちばんよく表れているか?

(4)近代市民革命→個人と国家の二極構造

3、裁判員制度司法参加に関する教育からの教訓

(1)裁判員制度について「民主主義」的意義づけを行う傾向

(2)裁判員として制度に参加することを称揚・慫慂する傾向

(3)裁判員制度の是非を問わない傾向

(4)被疑者・被告人の人権が置き去りになる傾向

4、社会科における主権者教育

(1)主権者教育の目的

(2)この間の主権者教育の問題点

5、「政治的中立」とは何か?

(1)個人的なことは政治的なこと

(2)「政治的中立」はあり得るか?

(3)コミットしないことによる「中立」、コミットすることによる「中立」

(4)「公平・中立病」「真ん中病」にかかった子どもたち(大人たちも?)

(5)では、どんな授業実践か?

6、まとめに代えて

(1)「社会をつくる/つかう/かえる営み」に私たちは参加しているか?

(2)自分の中に「個人の尊厳」を確立する必要性

 

※ 協議においては「教師は自分の立場を表明できるか」など興味ぶかい論議が展開されました。